ハーブティーは通常のティーと異なり、味、色、香りだけが良いということだけではダメで養分が完全に出ることにより、おいしく飲めなければなりません。シングルでは、カモミール、ペパーミント、ローズヒップ、ハイビスカス、ベルベイヌ、リンデン、メリッサ(レモンバーム)がもっともポピュラーです。ラベンダーやローズはティーには向かないので、世界的なハーブティーの有名ブランドにはまったく使われていないようです。ブレンドについていえば、ハーブは薬草でもあります。薬草を多種類混ぜると薬を作ることになるかもしれないのです。

 そこでハーブのルーツであるヨーロッパのティーをみてみましょう。ここではペパーミントとリンデン、ローズヒップとハイビスカスなどのブレンドがポピュラーです。他に最近の欧米ではおいしさを強調しあうということで、アップルピールや種々のフルーツピールとのブレンドが大流行しています。

 元来、ハーブティーはカフェインがないため、肉体と精神にそれだけ良いはず。なじみの嗜好品(しこうひん)にマッチするハーブティーを考えてみましょう。

 緑茶には柔らかいローズが良いでしょう。緑の茶葉(番茶が一番よい)と赤やピンクのバラの花ビラや、つぼみの混じり具合がきれいな上に味、香りも素晴らしいものです。紅茶にはたくさんのパートナーがいます。ペパーミントやストロベリーリーフ、アップルピールが良いでしょう。コーヒーにはシナモンやオレンジピールがお勧めです。コーヒーの苦味や酸味に大変良く合います。

 さらに、オレンジジュースにカモミールをブレンドするとマイルドな風味になります。オレンジフラワーやレモンバーベナも良いでしょう。トマトジュースにはタイムやローズマリー、マージョラムなどをブレンドするとキリッとして飲みやすくなります。コーラには、それに負けず個性の強いペパーミントが良く合うので驚かされます。