日本中国茶普及協会認定14中国茶は1,000種以上とも言われるほど多くの種類があります。その理由は品種の違いに製法の違いが加わり、その組み合わせが更に複雑になるためです。この膨大な種類のお茶は製法別に6つのカテゴリーに分類されています。お茶の発酵度とプロセスによる色の違いから、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶があります。この基本の六大茶類の茶葉に加工を施した、花茶や工芸茶などの加工茶も増えています。量種類2.5g緑茶2g白茶3g青茶紅茶2.5〜3g黄茶2.5g黒茶1.5〜2g花茶2〜3g湯の温度(一杯たて)1分70〜80℃3分85〜90℃1〜1.5分90〜95℃1分90〜100℃80〜85℃3分90〜100℃洗茶後50秒80〜90℃1〜1.5分・ 1人分平均150ml を目安にしています。・ 一度に淹れるか数回に分けるかは茶器によって異なります。 抽出時間緑茶[不発酵茶]中国での生産、消費ともに最大量を誇ります。「釜炒り」が主流で香り高く清々しい味わいのお茶が多くあります。白茶[微発酵茶]茶葉をわずかに自然発酵させて作られるシンプルなお茶ですが、渋みが少なくさっぱりしています。黄茶[軽後発酵茶]悶黄という独自の過程を経て軽く後発酵させ、上品でありながら茶通好みの個性的な味と香りが生まれます。歴史も古く大変貴重な茶類です。青茶[半発酵茶]烏龍茶とも呼ばれており、発酵の程度の違いで様々な水色や風合いが引き出されます。香り高く日本では一番親しまれています。紅茶[完全発酵茶]紅茶のルーツは中国福建省にあると言われ世界に誇る銘茶が揃います。濃くて芳醇な香りが特徴です。黒茶[後発酵茶]よく知られる普洱茶もこの仲間です。菌の作用を利用して独自の味、香り、成分が生み出されます。中国茶の種類台湾茶中国茶TaiwaneseteasChineseteas
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